There is a light that never goes out.

ライブ、映画、読書メモとして活用。ストリップについては従来通りアメブロ「saw things」http://ameblo.jp/rock-x3/

マンチェスター・バイ・ザ・シー

【監督】

ケネス・ロナーガン

【CAST】

ケイシー・アフレック

ルーカス・ヘッジズ

ミシェル・ウィリアムス

カイル・チャンドラー

 

2017.5.21 シネリーブル神戸

2017.5.27 シネリーブル神戸

 

 ケイシー・アフレックがオスカーを獲ったマンチェスター・バイ・ザ・シー、非常に良かったので、間をおかずに2回見に行きました。

 

ジョーとリーは、ジョーの妻が疎外感を感じるほど仲の良い兄弟だった。しかしジョーには心臓疾患があり、一人息子を残して若くして死んでしまう。ジョーは遺言でリーを息子パトリックの後見人に指名する。しかしリーには故郷に戻れない心の傷があった。パトリックも、父の死には悲しみながら、ホッケーにバンドに彼女と、順調な今の生活を手放す気はない。ふたりはそれぞれに道を模索していく。

 

すべてが詳細に語られるわけじゃない。我々は登場人物の言葉の端々から何があったかを読み取らねばならない。すべてが丸く治まったわけじゃない。リーの心の傷は癒えなかった。でも何も変わらなかったわけでもない。リーは、簡素なワンルームを引き払い、ソファベッドが置ける部屋を探している。いつかパトリックが遊びに来るから。。。