LET'S PLAY TWO
【監督】
ダニー・クリンチ
【CAST】
エディー・ヴェダー
ジェフ・アメン
ストーン・ゴッサード
マイク・マクレディ
マット・キャメロン
2017.12.6 なんばパークスシネマ
2016年のシカゴカブスのプレーオフ、ワールドシリーズの戦いと、その本拠地リグレーフィールドでのパールジャムのライブをクロスオーバーさせたドキュメンタリー。タイトルはカブスのフランチャイズプレイヤーで殿堂入りの名選手、アーニー・バンクスの口癖。
シカゴ出身のエディはカブスの大ファンだけど、他の4人はどうなのかな(笑)
前列で見るために4日前から球場前に泊まり込んでいるジョンという男性がインタビューされ、パールジャムのライブで一番思い出に残っている曲は?と聞かれて、父を亡くしたあとにデトロイトで見たReleaseだと答える。場面はライブでReleaseを演る順となった。その時エディが「前の方にジョンという男性はいるかい?」と呼びかける。「彼は2日前から並んでたんだ。(ジョンが指で"4"と訂正し)いや4日前だ」「彼は今辛い状態だ。だからみんなで彼の為にReleaseを歌おう」と言って歌い出す。ジョンはフェンスに突っ伏して泣いてしまう。周囲の人が彼の背中を叩いて頑張れと励ます。感動のシーンだ。ジョンはきっと死ぬまでパールジャムから離れないだろう。
ワールドシリーズ第5戦を1勝3敗と後がない状態で迎えたカブス。この試合の7thイニングストレッチではエディがマイクを持ち、 "Take me out to the ball game"を歌った。そして「クリーブランドでもこの歌を歌おう」と締めくくった。そこからカブスは3連勝し、逆転で108年ぶりにワールドシリーズを制覇。不名誉なアメリカプロスポーツ史上最長記録に終止符を打った。
まあ僕の感想は、パールジャムはやはり素晴らしいバンド、日本で見たいという以外無い。
ただアメリカだとパールジャム程のバンドでも、客は本当に白人ばっかりだなあというのは気になった。
パーティで女の子に話しかけるには
一人ピーズ&ひとりTOMOVSKY&サード・クラス
2017.11.26 十三ファンダンゴ
サード・クラス
ダンスとうまく踊りたい
脱皮
犬との生活
くま
ランニング
光を見せて
白い太陽
網走スケート少年団
はかまださんが2曲目くらいに暑くなって上着を脱いだら、下に毛玉系(本人談)の普段着を着ていて、「この下に演奏用着てるから」とあたふたしていたのが面白かった。ランニングは良い曲だと思いました。
ひとりTOMOVSKY
歌う51歳
ひとりに戻るんだ
SKIP
星ラップ
不死身ファンク
不死身
世界は終わってなかった
人生は無限だ
今年のひとりトモフでやった引き出しを全部使うと宣言。SKIPは鍵盤トモフ。「うたごえ喫茶だ」と客に歌わせ、星ラップでははかまださんとの掛け合いで、相撲ネタにうまい返しが浮かばず撃沈。不死身ファンクと不死身は、上にバンドメンバーがいるにも関わらず敢えてカラオケで歌い、階段に出てきたはるが「カラオケで盛り上がるな!」と叫ぶ場面も。とにかくハッピーな空気を作り出すことにかけては、トモフは天才。
一人ピーズ
ひとりくらいは
クリスマス
サイナラ~世界を止めて
フォーリン
大都会
異国の扉
ブラボー
生きのばし
一人ということで、ひとりくらいはで始まる。サイナラとコレクターズの世界を止めてのメドレーは良かった。クリスタルキングの大都会は途中でトモフがステージに駆け上がってきた。その後くらいからバンドになったんだっけな?実験4号、生きのばしと鉄板ナンバーで締め。
アンコール
心動け(トモフ)
我に返るスキマを埋めろ(トモフ)
バカになったのに(ピーズ)
脳みそ(ピーズ)
脳(トモフ)
バカはトモフがドラム。脳みそから脳と脳つながり。最後はサード・クラスの曲で終わった。言葉では言い尽くせない楽しい2時間50分でした。
ギミー・デンジャー
【監督】
【CAST】
ジム・オスターバーグ(イギー・ポップ)
ジェームス・ウィリアムスン
スティーブ・マッケイ
マイク・ワット
2017.09.24 サロンシネマ
広島のサロンシネマは居心地の良い映画館でした。この映画はあくまでイギーとストゥージズの映画であって、ボウイは出てきますけど添え物みたいなもんです。China Girlのくだりとかもないです。でもそれで良かった。若き日のジェームス・ウィリアムスンはドーベルマンみたいでカッコいい。
イギーは子供の頃トレーラーハウスに住んでたのですが、そこに同級生のいけてるグループ(親に買ってもらった車を乗り回すような)が来て、トレーラーを揺らそうとしたり、バスタブの小ささに驚いてみせたりしたそうです。悪い奴らじゃなかったけど、次の日から絶縁したという話をしたあと、場面が転換し、「全てのロックを始めた貧乏人たち、お前らはクールだ!」というロックの殿堂入りのスピーチに繋がるのですが、そこで泣きました。